果物の一人当たりの消費量はピークだった1975年の49.7キログラムの半分近くまで減少し特に若い世代を中心に果物離れが進んでいます。
生産地の高齢化も進み、業界は消費/産地と両方の側面からの変化に対応しなければならなくなりました。
消費低迷の理由である「簡便性」への対処方法として、消費者が食べる際に手間のかかる柑橘の内皮を天然由来の酵素で剥皮して、食べやすい状態で提供することは当社として重要なアプローチと考えております。
また、産地は従来スーパーマーケットを中心とした規格でありましたが、畑で必ず発生する規格外品などを少しでも価値を付けることで生産者の所得向上に貢献できればと考えております。
従来のカットフルーツの問題点であった「保存性」「食味」などへの課題にも取組み、必ず訪れる更なる人口動態の変化、それに伴う消費の変化に、当社は果物の形を変えて挑戦していきます。
アイバイオプロダクツ株式会社
代表取締役 福村 修一